青葉祭り大護摩修業

弘法大師様は、宝亀5年(774年)の6月15日にお生まれになりました
この日をお祝いする行事が、青葉祭りです

日時
平成26年6月18日 水曜日 午前11時 大護摩祈祷(本堂にて)

法要終了後 津軽三味線奏者 木下恒存師

ご接待 昼食を用意しております

青葉祭り志納金は、2,000円以上お願い申し上げます

護摩札 1本 3,000円

平成26年4月18日  法話

 桜が終わるとつつじが咲き始め、花を愛でる気持ちというのは皆さまも一緒だと思います。季節の移り変わりと共に咲き変わる花は、日本人の心に深く浸透し、色んな思いを呼び起こし私たちを癒してくれます。桜の開花が北の国までいくと、今度は新緑の季節へと変わります。4月・5月というのは私たちの気持ちを解きほぐす、心の温もりや安らぎをふつふつと感じさせてくれる季節、そういった思いが致します。花といえば香り、花の香りもまた風に乗って、私たちの心に染み入り豊かな気持ちにさせてくれます。
 人はそれぞれいろんな生き方があります。よく徳を積むと耳にしますが、徳のある人になるというのは、大変難しいものです。どういう考えを持ちどういう行いをすればいいのだろうと考えますが、必ずただただ1つの方法に向かって進むのではなく、柔軟性を持って色んな場所に行き、相手を思い損得を考えずに行いをする事でいつの間にか徳を積んでいる事になるのではないでしょうか。人が徳を積む事によって、それぞれの心の育み方、得る物も違ってくるのです。我々もそう思って、1日1日徳を積むように毎日を過ごしてますが、そういう生き方と言うのはとても難しいものです。
 だからといってあきらめるのでなく、少しでも徳を積む生き方が出来るよう努力することが大切なのです。
 4月というのはスタートの時期で、花とともに我々も自然界で新たな場所へ旅立つ時期でもあります。各言う私の長男も、4月より本山(京都智積院)へ修行に入りました。やっと本山での修行の時がきたと思うと、今までが長かったと言う思いと、自分も年をとったのだとしみじみ感じ入ります。1年間の修行が本人にとって厳しい現実への第一歩なので、不安もあり楽しみもあり色んな思いが混ざったスタートだと思います。私も長男に付き添い本山の得度式・入学式へいってまいりました。得度と言うのは、本山の管長さまの前で、今から自分はどんな時でも、仏様と共に一生を過ごさせて頂き修行に入ります、という覚悟の式です。坊主頭にしますが、もみあげだけ残し得度式で管長様に剃って頂きます。長男も前日までは茶髪でしたが、しっかりと剃りあげた姿は、1年間俗世間と離れる覚悟を決めたように思え、自分自身の得度式と重ね合わせ、自分を映すように懐かしくまた頼もしく感じました。私も出家して40年以上たちますが、本当に時の流れの早さを感じます。
 修行の1年間は俗世間と離れ、未知な世界に入る厳しい世界への第一歩です。今まで休日は昼まで眠っていた長男ですが、本山では午前3時起床になります。本山に入り1週間はまだ、電話も出来るため足りないものを送ってくれとかかってきました。本山での様子を聞くと「なかなか、眠れません。」と、言っておりました。多分、夜遅く眠ると、起床が午前3時過ぎ頃なので起きれないかもしれないと不安に思うと、きっと眠れなくなるのでしょう。修行をする皆が通る道なので、慣れてくるとは思いますが、我々が修行をしていた時に比べると、内容的にも厳しくなったように感じます。
 また、若者は勿論の事、我々も手放せない携帯電話・パソコンは持ち込み禁止です。長男は携帯を、解約して本山に入りました。当然連絡手段は、手紙となります。今は、何でもメールで済ませるので、自分の思いを文にする事は、これから先の人生にとってとても大事な事だとそういう思いが致します。最近、押し入れの整理をしていると私の修行時代に父から送ってきた手紙が出てきました。まだ仕送りは現金書き留めで送ってきておりましたので、お小遣いは大事に使うのは勿論ですが、現金書き留めの封筒でもなかなか捨てられず、送ってきた手紙は、読み返しておりました。やはり親は有り難いなと、手紙に書いてあるのは他愛のない事ばかりで、「お前が一生懸命精進して修行するように」の一言ですが、それが有り難く40年近く捨てられず大切にとっておりました。「何故、僧侶にならなければいけないのか」と寺に生まれれば、物心ついた時から、ずっと思ってきた事の答えが本山での修行の場に自分の身を預ける事で少しずつ見えてくるのです。言葉遣いが変わり、行動が変わっていく。厳しい中で自分と対峙する事で何かを感じ得るのかもしれません。こう考えると機会があればどなたにでも勧めたい、そういう思いです。
 新たな出発において、一輪の花がどういう咲き方をするのか判りませんが、我が子も頑張っているのだから、私も何か始めようと思い、禁煙に挑戦しましたが、3日間で終わってしまいました。何度も挑戦していますが、成就できずにいます。
 そういったことを思いながら4月というのは、花の香りや人生の生きる道を求め、新たな自分を見つけるスタートかな、という思いでこの一年過ごしてまいりたいと思います。皆さま方も今年度4月からのスタート、お体に留意されてお過ごし頂ければと思います。

節分会のご案内

2月3日~星祭り大護摩祈祷のおすすめ~

星供(星まつり)は、古来よりおこなわれてまいりました宗教的な行事であります。特に、年の変わり目である節分の当日に厳修いたします星供(星祭り)は、弘法大師伝来の真言密教の秘法をもってその年の人それぞれの運命を司るといわれている九つの星を供養し、みなさま方の災厄を除き福運を招くよう、無事息災・一家繁栄・開運満足など所願成就を祈願するものでございます。ご信仰の篤い皆さま方には、ご祈願の申し込みをされ観音様の広大無縁のご加護に浴せられますよう、おすすめいたします。節分大護摩祈祷は下記の通りです。

日時
昼の部・・・平成26年2月3日(月)13時より
大護摩祈祷・・・豆まき・・・福引抽選会

夜の部・・・18時30分   お焚きあげ(お守り・お札等)
19時より    大護摩祈祷・・・豆まき・・・福引抽選会

星祭りお札 ひと家族 3,000円  郵送料300円(お札を郵送される場合のみ)
別世帯の方の分は別途にお申込み下さい。

大護摩修業 福男・福女(豆まき)のお申込みは10,000円です。昼の部・夜の部いずれかでお申込み下さい。

詳しくは清岩寺(0956-31-8372)までご連絡下さい。
下記の申込書をプリント印刷して、ご記入の上ファクス(FAX.0956-31-8340)でお申込できます。
※当日は混雑いたしますので、星祭りのお申し込みはなるべく早目にお願いします。


お申込書(Word形式)をダウンロードしてお申し込みもできます。Word形式がこちらをクリック


平成二十六年 甲午歳 元朝大護摩祈祷

昨年に引き続き観音様・弘法大師・お不動様にお供えする餅つきを、12月31日21時頃から奉賛会を中心におこないました。お陰様で鏡餅もお供えし、無事新年をお迎えすることができました。毎年恒例になりました、招福雑煮もご接待することができました。楽しみにお参り下さる方も多く、嬉しく思います。



今年は思いの外、暖かい新年となり元朝ご祈祷も滞りなく厳修することができ安心いたしました。皆さま方も恙無く新年を迎えられた事と存じます。
まず、今年一年の安寧を願い、お参り下さる皆さま方のご多幸を祈念いたします。


思い通りになるのは、自分自身と未来と言います。後悔なく思うようにこの一年を送れるよう精進したいと思います。

H25 12月納観音 法話

 皆様こんにちは。早いもので今日が今年最後の十一面観音さまのご縁日となりました。
 今年の後半は、7年後のオリンピックが東京で開催決定となりその話題でもちきりとなりました。私たちの中では、お互いが手と手を繋ぎ人と人との絆を大切にする事は、人生誰であっても一人では生きていけないからです。人との和、手に手をとる輪を大切に、我々にとっても人生最後のオリンピックになるでしょう。生きていく楽しみの一つになるのかもしれませんね。
 今年一年、皆さまにとってどうでしたでしょうか。振り返って、反省ばかりではありませんが、新年を迎える心の準備として静かに自省する事も大切なのでは、と思います。
 ただただ長生きをして年を重ねるように見えても、1日1日を大切にすることでこの1年を無事に過ごす事が出来たのではないでしょうか。
 もう12月も終わりに近づき新しい年を迎えます。皆さんもそうだと思いますが、1年過ぎるのが早いですね。でも、子どもたちは違うようです。何故なのでしょうか。それは、20歳頃までは、社会性・勉強など新しい経験を毎年毎年積み重ねているからだと思うのです。30歳も過ぎれば、結婚をし子どもができ毎日・毎日が同じように過ぎていくと、変化のない毎日のように感じます。今までの経験を生かす事は出来ますが、さほど変わらない生き方をしています。また年と共に体の動きも鈍くなってきます。私たちの生きている風景も自分の周りで起きる事もがそれ程変わるわけでもなく、全く同じ時間でも経験の豊富さと不足で、1年の感じ方は違ってくるのかもしれません。
 しかし、私達にもそれぞれ頂いた命が平等にあります。これは自分なりに自分の事だけ考えて生きている人はいないわけですから、やはり来年はこういう生き方ができればいいとか、また、新たな自分の目標を持ち、自分の事だけでなく人の為に出来る事を行うことが大事なのではないかと思います。
また、生かされた経験というのを是非、子どもや孫に伝えてあげて頂きたいと思うのです。皆さまは、今まで生きて来られた学びの1つ1つを子や孫に伝える役割と責務を担っています。そのことも忘れずにいて頂きたいと強く感じます。
 この1年、皆様には献身にお参り頂いて1年を無事に過ごされ、12月の納観音にお参り頂いたことに感謝の気持ちで一杯です。病気をする事もありますがそれに対しても向かって頂き仲良くつきあっていく、というのも皆さま方の年齢にならないとできない技かもしれませんね。皆さま、1年間ご苦労さまでした。どうぞ、よいお年をお迎え下さい。

平成26年1月18日 初観音 11時大護摩祈祷修業 ぜんざいのご接待も致します。どうぞ、お参り下さい。

平成25年 11月18日 

11月18日(月)観音様 縁日  副住職法話

皆様こんにちは。随分と寒くなり、この時季、紅葉も見ごろになりました。
日本は四季がありますので、美しい紅葉に出会う秋を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。季節の移ろいからも判るように、世の中は常に廻(めぐ)っています。何一つ留まる事はありません。私たちの体も然り、常に血液は循環し、よって私たちは生きているのです。経済も私たちが消費する事によりお金が循環し、世の中は潤っていきます。
 仏教の言葉に「諸行無常」という言葉があります。この世にあるすべての物事ははかないという意味です。ただ、滅びていく事ばかりが諸行無常ではなく、物事の一つ一つにはそれに伴う心の動きの喜怒哀楽があり、そこに生きている実感のようなものを感じる事ができるのです。世の中の全ての森羅万象は無常ではかないものだからその場に固定することなく常に動き、時と共に必ず変化していく。いつまでも若くありたいと願っても叶うことなく人は時間の流れと共に老いて、亡くなっていくのです。この時間的変化があるからこそ、今生きている時を大事に、限りある命を大事にしなければならないのです。
12月の初めの紅葉が一番きれいですね。自然の美しさをかみしめて味わうならば、当たり前と思わず、しみじみと感じ入り心に自然の有り難さを焼きつけたいものです。
早いもので、今年も1か月程で新しい年を迎えます。今年の冬は寒いと言われております。皆さまインフルエンザの注射も早めに打って風を引かないように大事になさって下さい。
来月12月は納観音です。今年最後になりますので是非お参り下さい。

平成25年12月18日(水) 11時 大護摩祈祷修業

神無月二十三夜会・夜会開催

先日よりお知らせしていました、二十三夜会を下記の通り開催します。

日時・・・11月25日(月)19時30分より 
場所・・・福石観音
会費・・・1,000円

女性の方でしたら、どなたでもご参加頂けます。
準備の都合がありますので、11月23日(土)までに、福石観音 ℡0956-31-8372 までご連絡よろしくお願いします。
当日は、神米おむすびの軽食付きです。
また、歌姫 桃さんによる音薬(おんやく)タイムもあり、晩秋の澄んだ空気の中、癒しの時間を楽しく過ごし頂けるのではないかと思っております。

二十三夜会

復活!二十三夜会

 「二十三夜講」は江戸時代から昭和初期まで続いていた月待ち信仰の1つで日本各地で行われていました。二十三夜の月は勢至菩薩(勢至菩薩は阿弥陀さまの脇侍を勤め知恵を司る仏様)の化身といわれ、二十三夜に勢至菩薩を拝めば万却の罪が滅すると言われ、安産祈願の信仰対象でもありました(不妊治療にもいいとか)。夜中に出る月に願をかけるため待っている間、女性たちが集まり飲食を共にし、生活の知恵となりそうな情報交換・地域の人々の縁を深める場でもあったようです。

    (第2回二十三会の写真です)
 
 福石観音には二十三夜塔が3基奉られています。今年4月3日より二十三夜の日に福石観音にて「二十三夜会」と称し、和の文化に親しみ、月暦と共に健康や生活の智恵の情報交換の場にしていきたいと思っています。
 
 第6回二十三会は、10月は27日(日)12時より開催致しました。
 今年、長崎の献上米に選ばれた、対馬・赤米神米を昔ながらの農法で作っていらっしゃる、主藤ご夫妻のお話は興味深く、神事を継承していく事の大変さ・ご苦労などを改めてお聞きする事ができました。奄美大島でも昔ながらの神事の復活の兆しなど、各地で昔ながらの行事を
 また、お茶の頂き方や、会を催す時の礼儀など、美味しく・楽しく学びました。
 何にしても、まずは自分の身の回りの掃除から!家の内外のゴミ・ほこりを掃除することは、心も掃き清め、整えていくことです。玄関の靴を揃える事は、心を揃えいろんな状況に対処できる準備をすることにもなります。全てが万事、一つできなければ、それ以上何も成し得る事はできないのです。判っていてできないのが、私たちですが、今日より明日、少しづつ成長するために二十三会でお話を聞けてよかったです。
 自然の恵みに感謝し、昔ながらの月暦を参考に月のリズムで暮らす事を楽しみ、お互い気配り・心配りできる女性に近づける場になると嬉しいですね。

 次回、第7回二十三会は11月25日(月)になっていますが、時間はまだ、未定です。
決まり次第、HPに載せたいと思います。会費1.000円で、誰でも参加可能です。
 ただし、いろんな会への悪質な勧誘・宣伝などは、固くお断りいたします。 

四万六千日祭お疲れ様でした。

 10月11日奉賛会・10月15日実行委員会の、反省・慰労会を行いました。


 今年は、例年になく暑い夏の四万六千日祭となりました。
 お天気には恵まれましたが、酷暑の中での準備・当日の運営となりましたが、実行委員会・奉賛会の皆様のお力添えのお蔭で無事終了致しました事、心より感謝申し上げます。
 来年度に向けて、良い反省会となりました。ありがとうございました。
 また、不況にもかかわらず四万六千日祭運営のため、ご浄財をお納め頂きました、有縁のご篤信の皆さま方のご信援に深く御礼申し上げます。

 四万六千日祭の時期になりますと、必ず心に浮かぶ弘法大師の言葉があります。
「物の興廃は必ず人に由る、人の昇沈は定めて道に在り」

物事が盛んになるか、廃れるかは必ず人が原因である。人が成功するか、失敗するかはそれを行う方法によって決まる。1200年経った今でも心に響き、常に心しておきたい言葉の1つです。
時代と共に、祭りの形は変わりますが、観音様との縁を結びご加護(信仰する事によって得られる大いなる力で加持力といいます)を頂く日、千日祭をこれからも継承していくため力を尽くしてまいります。本当にお疲れ様でした。

平成25年9月24日 彼岸法要

平成25年9月24日  彼岸法要法話(副住職)

皆さまこんにちは。
今年は9月20日から26日までがお彼岸になっています。この彼岸と言う言葉は、梵語のパーラミター(波羅蜜多)の漢訳で「到彼岸」迷いの世界から悟りの世界に到る、と言う意味です。私たちは寿命が尽きた後、仏様がいらっしゃる悟りの世界、彼岸に行くために、今生きている迷いの世界で仏様の教えを学び、実践(行動)しなければなりません。
その悟りへの道として、六波羅蜜と言う六つの教え、布施・持戒・忍辱・精進・禅定・知恵があります。では、今から六波羅蜜についてお話をしていきたいと思います。
1. 布施
・僧侶にお経を唱えていただいたお礼に金銭を包む。→財施
・僧侶が読経のあと説法を行う。→法施
・優しい言葉を掛け親切にする。→心施
心施で心しておかなければならない事があります。自分が相手に行う行為に対し、相手からの感謝の気持ちや言葉を期待したり、求めてはいけません。見返りのない行為が大切で、相手の為にしてあげたのではなく、させて頂いたと考え、その事に喜び、感謝を持つ心を忘れてはいけません。
2. 持戒
 戒めを守る事です。この世の中は規律を守る事が原則ですが、飲酒運転など未だになくならない、自分自身に戒めを持って律する事がとても大事です。正しい規律を守り正しい生活の中に知恵が生まれます。人の道を守るのが持戒です。
3. 忍辱
 耐える事です。どんな苦難・困難が降りかかろうとも、目の前の状況を受け入れ耐えることが必要です。お釈迦様は、黙せる者も非難され、多くを語る者も非難され、少し語る者も非難され、非難されない者はいない、とおっしゃっています。ただ非難されるだけの人間も、褒められるだけの人間もおりません。また、何か起きた時、誰かが助けてくれるわけでもなく、自分自身で乗り越えていかなければなりません。覚悟を決め、悠然と構え、前に進むために耐える事が必要なのです。
4. 精進
 努力する事。お釈迦様の最後の言葉も弟子に向けて、「怠らず最後まで修業に務めなさい。」で、ありました。怠らずに務めるとはとても難しい事です。我々はつい今日は止めて明日からしようと思ってしまうものです。ですが、「継続は力なり」と言います。日々の小さな努力を続ける事が大きな成果に繋がります。そういう努力を習慣化する事が大切な事だと思います。
5. 禅定
 心を落ち着ける事。心を落ち着かせるには呼吸を整える事が不可欠です。座禅を組んだり、瞑想を行う時には、まず呼吸を整えます。まず、口から体全部の空気を細くゆっくりと吐き切ります。頭からつま先までの空気を吐き切る事をイメージしながら吐き、今度は、頭からつま先まで新しい空気を入れ替えるイメージをしながら鼻から吸います。体の調子も整ってきます。

6. 知恵
 真理にもとづく考え方や生き方をする事である。仏様の知恵を学び、正しい言葉を使い、正しい行いをする事により、その知恵を身に付ける事ができます。しかし、たやすいことではありませんが、そうできるようにコツコツと努力を続けていく事が大切なのです。

お彼岸に法要を行うのは、諸説ありますが、昼夜等分の日である事から仏教の中道の教えにちなんで行われるようになりました。
お彼岸は、こうした仏教の教えを実践にうつすよう再認識する仏教週間であり、改めて先祖を供養し、今生かされている事に感謝を忘れず精進しなければなりません。
 私達人間は悩んだり苦しんだり、欲望にかられたり、人を妬んだり、いわゆる煩悩にとらわれ正しい事が見えなくなります。人生とは、辛い事、苦しい事をたくさん乗り越えなければなりません。お釈迦様も私たちと同じように悩み苦しんだからこそ、出家され、長い修行の後に、心に平穏が訪れる悟りの境地にたどり着かれたのです。今お話したことがいかにして生きるかという、正しい生き方を考えるきっかけになり、これからの生き方のヒントになれば幸いに思います。
 今年は100歳以上の方が5万人もいらっしゃるようですが、健康に長生きしたいものです。どうぞ、仏様の教えを実践しながら生を全うして頂く事を願っております。
 これから秋も深まり、食欲の秋になりますが、食べ過ぎには十分気を付けてお寺参りをして頂きたいと思います。

 彼岸法要が終わり、檀家の皆さまお疲れ様でした。手狭な昼食会場で申し訳ありません。粗食ではありますが、皆様、和やかにお食事いただきありがとうございました。