お施餓鬼の法要では、飢えに苦しむ者を救うばかりでなく延命長寿を祈念する目的もあります。
餓鬼道で苦しむ母親を救った目連さまの説話と似ていることから、お盆の時節に行われることが多くなりました。
お施餓鬼の法要にお参りすると緑・黄・赤・白・紫の五色の旗を頂きます。

過去宝勝如来=貪りから生ずる悪い行いをすて、自己に対して清らかな心、他に対しては思いやりの心をよみがえらせてくれる。
妙(みょう)色(しき)身(しん)如来=餓鬼のような醜くいやらしい姿から美しい姿に導いてくれる。
甘露王如来=仏の法を身体と心に注ぎ、無上の喜びを与えてくれる。
広(こう)博(はく)身(しん)如来=餓鬼の針先のように細い喉もとを広げ、布施した食物を自由に食べられるようにしてくれる。
離怖畏(りふい)如来=すべての恐怖を除き、餓鬼の世界から離れさせてくれる。
と五つの如来様の名前が書いてあります。これは、物惜しみしない豊かな心で醜い心を美しく心身ともに清らかな慈悲円満の力強さを意味しています。この五如来の願いが今日の施餓鬼会の基本となっています。日々不安を感じたり、思い通りにいかないことなどありますが、うまくいかない時の自分自身と向き合う時間も必要なのではと感じます。

清岩寺でも、7月11日(金)11時より、大師堂にて施餓鬼会を厳修致しました。

お弁当とフルーツゼリーのお接待です。