令和3年度 秋季彼岸法要


去る9月24日(金)11時より、大師堂にて彼岸法要を厳修致しました。今回も布教師に来寺して頂く事も叶わず法要のみ行いました。
和歌山県根来寺の画僧牧宥恵先生が描かれた疫病退散護符を檀家の皆様に御送付致しました。牧先生のお心遣いに深く深く感謝申し上げます。目に見えないウイルスですが、仏様の力を希望に感謝の心を忘れず元気に過ごしていきたいと思います。
また、秋彼岸の一週間(20日~26日)観音様のご開帳がありました。佐世保も県独自の蔓延防止期間でしたが、お参り頂きありがとうございました。
 皆様が、平穏なお心で過ごされますように願っております。

                 牧 宥恵先生作

令和3年度 青葉祭り

 去る6月18日(金曜日)11時より、本堂にて弘法大師のお誕生祭「青葉祭り」の大護摩祈祷を厳修致しました。

 御祈祷の後は、コロナ禍で自粛生活を送っていらっしゃる檀信徒の皆さまの癒しの時間になればとハーブ演奏を予定しており、佐世保の感染者もなかなか収まらないなか、中止にした方がいいのか大変苦慮いたしました。
 しかしながら、心和ます穏やかな時を過ごしていただきたく、演奏時間を短くし開催いたしました。ハーブ奏者“迎 奈保美さん”の演奏は皆さまの心に響き、いいお誕生祭となりました。

令和3年 彼岸法要

 今年のお彼岸は、3月17日(水)から3月23日(火)の一週間でした。

 この期間は、本尊十一面観音様のご開帳がありました。
 また、21日には彼岸法要があり、ご先祖様や亡きご家族の塔婆供養を行いました。

彼岸(ひがん)とは、仏様の世界の涅槃のことです。これに対し此岸(しがん)とは、私たちが住む世界です。その彼岸と此岸の間にあるのが三途の川。生前に悪業や煩悩が多いと三途の川(地獄・餓鬼・畜生)に流されてしまい、反対に善行を積むと、流れは穏やかになると言われています。そして、ご遺族の回向や善行が後押しとなり必ずご本尊が彼岸へと導いてくださると言われます。善い行いを積むこと。分かってはいますが、厄介な感情を抑えることは中々難しいことです。しかしながら、自己が独立してないと、不安定な心が禍を招いてしまいます。自分の努力を放棄して、悲しみや不安を他人のせいにすると、怒りになります。

 彼岸のご開帳の期間は、観音様の慈悲あふれるお姿を拝見し、欲にとらわれていないか、こころ安らかに他者を思う心を忘れずに過ごせているか、省みる期間でもあります。

令和3年 節分祭

 令和3年の節分祭は、1月13日に11都府県に緊急事態宣言が出され、佐世保市では医療緊急事態宣言が、1月16日に発令された中での厳修となりました。また、立春が2月3日になるため節分祭は2日に行いました。

 今年は、どの神社仏閣でも、密になる豆撒きは中止または、縮小しての開催となりました。福石観音では、午前11時・18時より本堂にて、除災招福・無病息災、今年一年の開運招福、殊には疫病退散を祈念し星祭りの大護摩祈祷がなされました。その後の豆撒き・福引は中止し、住職のみ、「福は内」の豆撒きを行いました。
 
 夕方17時30分より、古札のお焚き上げが始まり、お焚き上げの煙に当たると今年一年無病息災で過ごせるといわれており、檀信徒の皆様も密にならないように、思い思いの時間にお参りなさってました。

 例年とは違い、星祭りのお札だけではなく、本山智積院奉修より疫病退散のお守りをお授け頂き、星祭りのお札を申し込まれた方に授与致しました。

納大師

12月21日は納大師。今年最後のお大師様の縁日でした。

弘法大師、空海が残した言葉の中に、「物の興廃は必ず人に由(よ)る。人の消沈は定めて道に在(あ)り。」という言葉があります。
物事が盛んになるか廃れるかは必ず人が原因である。人が成功するか失敗するかはそれを行う方法によって決まる。

1200年以上前の空海の言葉が心に響きます。そして、何度も思い返します。正しいものの見方を教え諭してくれます。

災禍の中の一年が終わろうとしています。今一度、心に刻みたい言葉です。

令和2年 開山忌法要

去る12月11日、無事開山忌法要が終わりました。お天気に恵まれて暖かな中での今年最後の法要となりました。

過ごしにくい日常を受け入れつつ、安心安全を考えながらの日々でしたが、無事過ごせました事をお大師様(空海)・興教大師様にご報告するとともに、どのような時もご先祖様のご供養を忘れず、周りの方々と一緒に、今こうして日々過ごせることの感謝を込めてお勤めいたしました。

開山忌法要とは、宗祖 弘法大師のお教えを受け継ぎ、真言密教を復興された、真言宗中興の祖 興教大師さまのご命日の法要です。今と比べ物にならないほど不便な時代に、人々を支えるため信仰を復興され、人々の暮らしを守り、心を支え、それが今に繋がっていると思うと心より有り難く感じます。
先祖を敬い、謙虚な心を持ち、感謝と他者を思う心を忘れず、日々過ごしたいものです。

10月18日十一面観音様御縁日

人生とは、楽あり苦あり、でこぼこな曲がり道を歩んでいかなければなりません。
でも、一人ではありません。仏さまはいつも見守ってくださっています。仏さまと歩む道が仏道です。仏さまに手を合わせ、仏の道を歩んで行けば必ずやすらぎの心が得られます。
では、どうすれば仏の道を歩めるのか。やすらぎの心を得られるのか。
目の前に起きる出来事を、自分の感情を入れずにそのまま受け入れる。そうすると、起きた出来事の原因や本質が少しずつ見えてきます。感情的になり、自分には落ち度がなく相手が悪いと他者を責めているといつまでも乗り越えられず、同じような苦境がやってきます。
仏さまに手を合わせると、謙虚な気持ちになります。そうすると、周りの人に支えられている事に気付かされます。
「キャンサーギフト」と、いう言葉がありますが、病気をしたからこそ気づけたこと、自分の人生を見つめ直し、新たな視点で生きることが出来ます。一見不幸なようでも、幸いなこと、自分の捉え方次第で逆境を乗り越える事が出来ます。

「願わくばこの功徳をもって 普く一切に及ぼし 我らと衆生と皆共に仏道を成ぜん事を」
と、お経の最後に唱えます。皆が他者(生きとし生けるもの)を慈しみ共に精進出来ますように。

月がきれいな季節になりました。秋の夜長、神仏の事を思い浮かべて月をめでるのも一興かもしれません。

今月も観音様の縁日の護摩祈祷に参加いただき、お疲れ様でした。

令和2年度 四萬六千日祭

終息の兆しすら見えない新型コロナウイルスですが、感染防止対策など皆様も苦慮されている事と思います。今年度の四萬六千日祭は、そのような中での開催となるようです。
参拝者の方々の感染防止の為、ステージイベントや露店の出店は中止とし、観音様ご開帳による祭事のみと致します。
例年、20時からの大護摩祈祷ですが、今年は、午前11時からと午後18時からの2回とし、家内安全・商売繁盛・新型コロナウイルスの終息・犠牲となられた方々のご冥福・感染者の病気快癒・医療介護従事者の活動に対して感謝と激励を込めて3日間の大護摩修行と致したいと思っております。
なお、3日間の期間中の鐘楼・鈴・鰐口の紐や、手水の柄杓は、感染防止の為、使用できなくなります。一礼し、手を合わせてお参り下さい。

四萬六千日祭
8月8日(土)~10日(月)
大護摩祈祷
午前11時   午後18時より

私たちは苦しみや悲しみを無くすことは出来ず、その思いを抱えながら生きていかなければなりません。そのような悩みの中にある時、観音様がいらっしゃる方に手を合わせて、「南無観世音菩薩」とお唱えすれば観音様はすぐさまその音(声)を観じて救いに駆けつけて下さる。そういうありがたい仏さまです。しかしながら、我欲を聞いて下さるわけではありません。福を受けるためには、何よりも他者に対して感謝と労わる心を持ち、自分にできる事を惜しまず行動するその気持ちが大事なのです。
 人との関わり、接触を制限される今、感染が気になる方は、どうぞご自宅からお観音様の方に手を合わせてお参り下さい。そして、皆さまが、安心してお参りできるようになりましたらご来山下さい。

令和2年度 青葉祭り厳修

 九州北部が大雨となりましたが、毎年の雨の振り方には災害が起きませんようにと、祈らずにはいられません。地球温暖化の影響もあるのでしょうが、改めて自分の日々の暮らしを見直さなければと強く感じさせられます。
 青葉祭りは、宝亀5年(774年)の6月15日に、お生まれになられた宗祖 弘法大師様をお祝いする行事です。また、17日は真言宗の中興の祖である興教大師様が、お生まれになった日です。
 両祖のお誕生をお祝いして、京都 智積院では毎年15日に青葉祭りが行われておりますが、当寺院は6月18日(木)に青葉祭りを厳修致しました。
 あいにくの雨とコロナ禍での法要なので、密にならないような椅子の配置や、ビニールでの仕切り、アルコール消毒など、感染防止対策を行いながらの法要となりました。
 家内安全や疫病退散、病気平癒など思い思いの檀信徒の皆さまの願いが届くよう、大護摩祈祷が行われました。