令和2年 開山忌法要

去る12月11日、無事開山忌法要が終わりました。お天気に恵まれて暖かな中での今年最後の法要となりました。

過ごしにくい日常を受け入れつつ、安心安全を考えながらの日々でしたが、無事過ごせました事をお大師様(空海)・興教大師様にご報告するとともに、どのような時もご先祖様のご供養を忘れず、周りの方々と一緒に、今こうして日々過ごせることの感謝を込めてお勤めいたしました。

開山忌法要とは、宗祖 弘法大師のお教えを受け継ぎ、真言密教を復興された、真言宗中興の祖 興教大師さまのご命日の法要です。今と比べ物にならないほど不便な時代に、人々を支えるため信仰を復興され、人々の暮らしを守り、心を支え、それが今に繋がっていると思うと心より有り難く感じます。
先祖を敬い、謙虚な心を持ち、感謝と他者を思う心を忘れず、日々過ごしたいものです。