令和2年度 四萬六千日祭

終息の兆しすら見えない新型コロナウイルスですが、感染防止対策など皆様も苦慮されている事と思います。今年度の四萬六千日祭は、そのような中での開催となるようです。
参拝者の方々の感染防止の為、ステージイベントや露店の出店は中止とし、観音様ご開帳による祭事のみと致します。
例年、20時からの大護摩祈祷ですが、今年は、午前11時からと午後18時からの2回とし、家内安全・商売繁盛・新型コロナウイルスの終息・犠牲となられた方々のご冥福・感染者の病気快癒・医療介護従事者の活動に対して感謝と激励を込めて3日間の大護摩修行と致したいと思っております。
なお、3日間の期間中の鐘楼・鈴・鰐口の紐や、手水の柄杓は、感染防止の為、使用できなくなります。一礼し、手を合わせてお参り下さい。

四萬六千日祭
8月8日(土)~10日(月)
大護摩祈祷
午前11時   午後18時より

私たちは苦しみや悲しみを無くすことは出来ず、その思いを抱えながら生きていかなければなりません。そのような悩みの中にある時、観音様がいらっしゃる方に手を合わせて、「南無観世音菩薩」とお唱えすれば観音様はすぐさまその音(声)を観じて救いに駆けつけて下さる。そういうありがたい仏さまです。しかしながら、我欲を聞いて下さるわけではありません。福を受けるためには、何よりも他者に対して感謝と労わる心を持ち、自分にできる事を惜しまず行動するその気持ちが大事なのです。
 人との関わり、接触を制限される今、感染が気になる方は、どうぞご自宅からお観音様の方に手を合わせてお参り下さい。そして、皆さまが、安心してお参りできるようになりましたらご来山下さい。