去る4月17日(火曜日)11時より、佐世保中学の慰霊祭が雨天のため本堂(観音堂)にて厳修されました。
今年は、佐世保中学校創立110年にあたります。若かりし日々、共に過ごした仲間に思いをはせ、物故者名簿を奉納し、しめやかに慰霊法要が厳修されました。
参加なさる皆さまも一年ごとに齢を重ね、足腰に老いを感じてもなお慰霊を続ける、お姿に思いの深さを感じずにはいられません。
私たちは、日々当たり前のごとく朝を迎えることができますが、そこには戦争で言葉では言い尽くせないほどの辛苦を耐え、家族を思いながら命を奪われた方々の無念の思いがあることを決して忘れてはならないと改めて思う慰霊祭となりました。戦後生まれの私たちに出来ることの一つとして、戦没者の方々に思いを馳せ、毎年の慰霊祭を行うことだと思っています。
友の、御魂迎え奉り、その面影を偲びつつ、謹んで功徳の法要を営まんとす。