平成28年9月18日 法話

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先祖を敬い亡くなった人を偲ぶ。
9月19日は、敬老の日です。戦前・戦中・戦後の苦しい時代を生き抜いて来られた先輩方には心からその労苦をお労いするとともに、長寿を祝う喜ばしい日であります。
女性の平均寿命は 87.05歳 世界第2位
男性の平均寿命は 80.79歳 長寿更新

実るほど 頭の下がる 稲穂かな と言う故事ことわざがあります。
実をつけるほど、稲穂が頭を垂れる状況をよんでいます。人も学問し年を重ね、人格者ほど謙虚であるという例えです。

私もこのことわざの通りになりたいと思っています。しかし、60年70年と年を重ねても角が取れず、他人に対して、相手を慮る事も出来ず、頭を下げる事も下げられることもない人がどれほどいるのでしょうか。
人は平等に死を迎えますが、歩む人生は様々です。仏教では、生を受けて死を迎えるまでが仏の弟子となる為の修行と捉えています。どんな困難が待ち受けていても、現実を受け止め、生きていかなければなりません。人生の経験の中で人は成長し、自分自身の財産となる徳を積んでいきたい、と思いますが、現実はそう思うようには運びません。しかし、段々と年を取っていく私たちが、子や孫に手本となるべくそのような姿を見せなければならない。
このような気持ちを持ってこれから先も精進を重ね生かさせて頂きます。と思いを込める日が秋分の日です。今一度、自分自身を振り返り、子孫に対する思い、命に対する思い、今の我々の姿をご先祖様に手を合わせ、感謝の気持ちを持ちを我々は常に心のどこかに持っておくことが大事なのです。
家庭においても、親子で感謝の気持ちを持ち、言葉を交わす挨拶を大切にする中で、子が親を敬い親はその子に教え諭し教誘する事が出来る。彼岸(苦しみを離れた安らぎのある)の家庭の一歩となるのではないでしょうか。
今心配なのが、また台風がきています。前回は、大丈夫でしたが、最近の台風はどこかに大きな被害をもたらす災害の怖さがあります。「備えあれば憂いなし」と言いますが、ギリギリまで我慢せず、早めの避難が大事なのではないでしょうか。今回の台風も、どうか皆さまのご家庭に被害が及びませんように。

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