秋季彼岸

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 9月19日から25日までの1週間が秋の彼岸期間となっています。今では我が国独自の仏教行事となっています。
 「彼岸」とは梵語(インドの古い言葉)「波羅蜜多」の訳で、彼岸に到る「到彼岸」と解釈され彼岸は苦しみを離れた悟りの世界の事を言います。反対に私たちが居るこの世を此岸(しがん)と言い迷いの世界を言います。
 「到彼岸」とは、苦しみに満ちた此の岸から安らぎの彼の岸に到る事です。
 仏教では、悟りへの道として布施・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・知恵の六波羅蜜(ろくはらみつ)と言います。
 布施は見返りを求めず、ただただ人に施すこと、持戒は戒めを受ける事、忍辱は我慢強く耐え生きること、精進は努力を続けること、禅定は心を落ち着けて物事をみる事、知恵は真理に基づく考え方や生き方をすることです。
 彼岸は、このような素晴らしい仏教の教えを日々の生活の中で実践できているのか、心静に自分自身を省みる、そして改めて実践する期間であります。
 ご先祖さまから脈々と繋がる貴い(とうとい)命は当たり前にあるのではなく、実は様々な力によって生かされているかけがえのない自分の命であることを忘れてはいけません。
 菩提寺やお墓にお参りし、感謝を胸に謙虚に省みる事が大切です。

 福石観音清岩寺では、彼岸期間の1週間、十一面観音様のご開帳となっています。
 どうぞ心静かにお参りください。

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