令和2年 庚子閏年 福石観音節分会 星まつり大護摩祈祷

星まつりとは、年の変わり目である節分の当日に行われます。
真言密教では、生まれ年によって、それぞれの運命をつかさどる星があります。九つあり九曜星と言います。毎年、大吉・春夏吉秋冬凶・春夏凶秋冬吉・大凶と変わります。

大吉の年は、ますます実り多き年になるように、凶の年は大難が小難になるように、とそれぞれの九曜星を供養しみなさま方の無事息災・一家繁栄・開運招福など諸願成就を御祈祷します。

当山では、去る2月3日(月)本堂にて13時と19時から大護摩供を厳修し終了後、年男年女の方々が参加し「福は内」の掛け声とともに豆をまき、観音様から頂いた福を皆さんにもお裾分け致しました。

観音様のご威徳により鬼も改心し帰依するため、「福は内」だけ唱えます。

また、夕方18時30分からは、古札のお焚き上げが執り行われました。お焚き上げの煙を浴びると一年間無病息災に過ごせると言われており、この日を心待ちにされてた方も多く僧侶のお加持に合わせて一心にお参りされました。