平成28年10月18日 法話

皆様こんにちは。
ちょうど今、県内でねんりんピックが開催されております。60歳以上の方々が日々練習なさってその成果が発揮できる大会です。幾つになっても自分の体力増進だけでなく目標に向かって頑張ってる姿はいいものですね。
その60代以上の方々とはうらはらに、10月10日の新聞に若い女性の運動不足低下の記事が載っておりました。10代後半から30代前半にかけて、運動する習慣がある人は減り、特に30代で体力低下傾向にあると言われています。運動不足の原因は、子育てや働く女性が増え運動する余裕がなくなっているからのようです。また、40代になると運動する時間が向上しているようです。
中学生・高校生は部活などがあり、中には帰宅組もあるようですが、概ね運動する機会に恵まれています。我々も軽い運動を身近なものとして取り入れることが大事ですね。
また、その運動が趣味に繋がって行けば毎日運動を続けることができ、年を感じさせない若々しさも出てくるのではないでしょうか。健康づくりは老後に向かって自分が自分の体を守ることになります。「継続は力なり」との言葉通り、続けることに意味がありますね。
 また心配なのが、若い男女の既婚離が低く、未婚男性の7割が交際経験がないと言う事にびっくりいたしました。学生時代異性に憧れるのは当たり前だと思いますが、その思いが交際にはつながらないようです。18~34歳までの未婚者の中で相手がいない割合は、男性70%、女性59%。結婚後子どもは何人欲しいか、の問いに男女とも2人。また、未婚でもいい、結婚しなくてもいいと考えている人も多く男性30%、女性26%と高い割合になっています。少子高齢化は、大きな社会問題となりこれからの日本はどうなっていくのか、私たちの子どもたちの生活はどうなっていくのか不安になります。しかし、こうすればという解決策はないのが現状です。私たちは、高齢化に向かっていきます。運動をし、自分の健康を維持していく事は医療費の削減にもつながり、社会に貢献していく事の一つになるのではないでしょうか。